なんちゃって奥の細道の旅-日光東照宮-
皆さんお元気ですか!ミロクなるぞうです。
友人と男2人バックパッカー的な旅行をやってみたいなという話から、日光、一ノ関、平泉、松島、石巻、そして知り合いの実家のある登米を巡る4泊5日の旅の記録です。
先行した投稿から数えて、第三弾です。
いよいよ、お目当ての一つ、日光東照宮!
10年以上前に都内からバイクで見に来たのですが、都内から出るのにモタつき、到着したのは18時を、過ぎており入場する事が出来ず、10年以上の時を経て、よーやく参拝する事が出来ました。
東武日光駅から8kg程度の荷物を背負って歩いて日光東照宮へ向かいます。

ここ日光は山岳信仰にはじまり、二社一寺への信仰もあり、長年『いのり』に通じる街として数々の『まつり』が受け継がれているとの事。

東武日光駅から日光東照宮までは路線バスがあり、日光東照宮や華厳の滝、中禅寺湖までの周遊券もあるようですが、東照宮迄の参道も散策してみようということで、歩いて向かいました。
途中、ゆばむすびを購入し、期待を膨らませて緩い坂道を登っていきます。
参道沿いのお店や家は景観を損なわないように、周りと同じような色合いに統一され綺麗です。街をあげて日光東照宮を盛り上げているのがよくわかります。
また、車道の両側には龍の球を模した街灯が並んでいて、文字が書いてあります。
この文字にも意味があって街灯の立っている場所の町の名前の頭文字なのだそう。(写真撮り忘れました。)
ただ、商店街の人曰く、街灯に関する説明も何もなく、肝心の龍も通りに1本だけなので不親切すぎるとの事で各町内でも賛否があるのだそう。
観光に来る人は説明しないと全く意味がわからない状態だとも言っていました。
確かに聞かないと全くわからないし、説明書きもないので、私たちのように店の人に聞かないと答えは見つかりません。まぁ、そうやって街の人と話するキッカケになると思えば、いいのかもしれませんが。
更に上がっていくと立て看板がありました。
『大横町の歴史』
こういう看板は、徒歩ならではの発見です。
バスで移動するとこれら全てをスルーしてしまうので勿体ないです。
更に参道を登っていくと、通りの突き当たりに向かって左側に『神橋(しんきょう)』が見えます。
神橋を渡るにはお金を払わなくてはなりませんが、渡らずとも遠くから眺めた方が綺麗だと思います。
何より水が綺麗で川面がキラキラしています。ここは、一見の価値ありです。
神橋を左手に見つつ、横断歩道を渡ると、日光東照宮への階段が見えてきます。
もうこの時点で、背中の荷物の重さが肩に食い込んで、キツイ状況でした。
皆さん、荷物は駅のコインロッカーに入れておくことをお勧めいたします。
かなり気温が高かったせいか、この階段を上がり始めると、空気感が一変します。
それまでの気温からぐっと下がり、澄んだ空気に切り替わる感じでしょうか。
勿論、蒸し暑い日でしたので、湿度はあるのですが、非常に荘厳な区域に入り込んだ感じです。
階段を上がり続け、途中舗装された道をのぼり日光東照宮が近づくにつれて、
周りの木々がとても印象深くなっていきました。
樹齢何年なんだろうという太い幹の杉の木が何本も出迎えてくれます。
これらの木々は皆、私たちのような参拝客をずっと昔から迎えてくれたのだろうと考えると、
なんとも感慨深い気持ちになります。
日光東照宮の豪華で細部に渡る芸術を堪能するのが日光東照宮の王道の楽しみ方だとすると、
これら樹木一本一本が作り出す歴史深い表情や空気感も、この場所の楽しみ方の一つではないかと思います。
まずは、日光東照宮ご紹介の第一弾でした。
それではまた!
このブログが少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
ミロクなるぞうでした!